

当連続講座は、中国の経済、社会、文化などに関わる諸問題について、毎回さまざまな視点から解説し、中国に関する理解を深めようとするものです。
今年度第一回は5月30日(木)に、共立女子大学国際学部教授の李錚強氏をお招きし「新しい造語からみる中国社会の変化―改革・開放期における新語・流行語を中心にー」と題して開催しました。
講演要旨は次の通り
改革・開放がスタートしてから今日までの40年の歳月をバックにして、80年代・90年代・21世紀初頭・現在と、時間軸に沿って、新語・流行語が生まれた社会的背景を解説し、中国社会変遷の軌跡を示した。
次に、中国においてそれまでに存在しなかった物品や概念を表すために、どのような方法やプロセスを通して新しい造語が成り立ってきたかを考察し、とりわけ社会言語学の視点で、ことばの流行と社会変化の関係を探り、現代中国語表現の変化を明らかにした。
中国語圏特有のユニークさが見られる、ウェブ上で誕生された新語・流行語が一般語に浸透する様子を探りながら、刻一刻と変貌する中国情報化社会の現状にも言及した。