- 2011年06月12日
孔子学院アジア大会に出席しました。その3
アジア大会2日目は、一日中会場に缶詰になって、シンポジウムです。
午前は、孔子学院本部からの報告で、2部構成に。前半は「中国語教材の開発」「中国語教員研修プログラム」「2015年孔子学院の指針(孔子学院の5ヶ年計画)」「新HSK」。後半はまるまる「予算」でした。何かと思えば、今度からWEB登録式になるので、そのノウハウでしたよ。
これをもとに、午後は「分組討論」=グループディスカッションです。地域ごとの組み分けで、日本、モンゴル、インドネシアが第2組です。
ディスカッションに入る前に、啓明大学孔子学院を見学しました。この大学はきっと建築デザインの学科もあるに違いありません。内装がなかなか素敵です。
午後のグループディスカッションですが、私たちのグループはものすごく活発な討論が行われました。
前半は、来賓の南開大学副学長とインドネシアのAl Azhar大学孔子学院のMurni学院長のお二人が司会だったんですが、正直に言うと、それほど盛り上がってませんでした。しかし、コーヒーブレイクをはさんで、司会が私たちの張学院長とMurni学院長に代わると、ものすご~く活発に。そしてよく言えば「率直な」意見討論が交わされました。聞きに来ていた本部の皆さんもおどろくやら、よろこぶやら。大盛況でした。
大変だったのは中英通訳の二人だと思います。マイクを奪い合うように次々と上がる意見を、すぐに通訳するんですから。本当にお疲れ様でした。
そして大変なのがもう一人・・・そう、張先生です。このたくさんの意見を、翌日の最終日の大会報告において、15分でグループディスカッション総括報告しなくちゃいけないんですから。あと一息です、先生。
(スタッフG)