- 2011年10月31日
2011国際フォーラムのボランティアお疲れさまでした
10月29日秋晴れの天気の中、札幌大学孔子学院5周年を記念する国際フォーラムが開催されました。私も微力ながら、 前日の受付と当日の会場のお世話を手伝わせて頂きました。
孔子学院のこのようなイベントのお手伝いにかかわったのが、ちょうど一昨年の10月蔡李佛拳の公演が 最初でした。http://www.sapporo-koshi.jp/topics/2009/000321.html 中国建国60周年を記念してChina Fes in Sapporo が開催され、その中の公演の一つだったのですが、私にとって強い印象を残しました。
そのころは孔子学院の広東語クラスで勉強していたのですが、担当の張学院長先生が、「蔡李佛拳の武術団は広州から来るので 広東語を話せるいい機会です、このクラスにはぜひボランティアに参加してほしい」とおっしゃり、クラスのみんなで楽屋のお手伝いを しました。(もちろん他のクラスの人たちも多数ボランティアに参加されていました)ただ、自分は中国で武術を している人たちと言うの がまったくイメージできず、どんな人たちなんだろう、ひょっとしたら 少し乱暴な人たちなんだろうか?などと考えたりもしたのですが^_^;、実際にお会いした人たちは若いのに礼儀正しく、真面目な人ばかり でした。武術団の半分くらいは中学生以下の子どものようでしたが、ケンカする子や泣く子もいなく、体調を崩していたような子も いないようでした。私は青少年育成の仕事にかかわらせて頂いているのですが、日々仕事で接している子どもとは少し違うな、と感心しました。
そのときは公演が終了した後、会場だった芸術の森のレストランで食事会があったのですが、そのときが楽しかったこと。言葉ができないからこそできる、少々ストレートすぎる質問をしたりして^_^;交流したのですが、一番驚いたのが広州から来ていても全員広東語を話すわけでなく、大体半分くらいの人は中国語を話していたことでした。当時の広東語クラスには中国語を最初学習され、その後広東語に 来た人がいたので、彼女に「今、なんて言っているの?」と全部通訳してもらい、返すのは広東語というへんてこりんな会話をしていましたが・・・。
やはり中国語がわからないとだめなんだ、やっぱり中国語を勉強するしかないなと中国語学習の動機付けになった経験でした。
とはいっても、仕事や家庭のいそがしさにかこつけ、覚えられないのは年のせいにして、中国語の成果はまったく上がっていない現状だったのですが、今回のボランティアでもちゃんと勉強しておけばよかったなあと反省することが多かったです。他のボランティアの方は 私より人生で先輩の方でも中国語がもっとお上手な方がたくさんいたので、もっとがんばらないと、と思いました。こうして普段あまりお話することのない他のクラスの受講生の方々とお知り合いになれるのも、孔子学院のボランティアでの収穫なんですよね。
今回は受講生ボランティアとして参加したのが比較的年齢が高い人が多かったような気がしますが、若い受講生さんたちにもぜひ参加して頂きたいと思いました。なかなか普段は接することのない学会の雰囲気、そして日本や、中国や韓国、遠くはアメリカやエジプトやイタリアなどからいらした高名な先生方のお話をうかがえて、そのあと交流もできる貴重な機会です。札大の学生さんたちや留学生もボランティアには参加していましたが、若い社会人の受講生の方にもぜひ参加してほしいと思いました。
最後に、張学院長先生、高瀬副学院長先生、劉副学院長先生、事務局長の加清さん、そして受付にいらっしゃる宮越さん、萩原さん、大変お疲れ様 でした。特にボランティアの作業については宮越さんからピリッとした指示が出ていて、すごく仕事がしやすかったです。ずっと準備に あたられていて、外国からお客様が来ている数日間は目が回るような忙しさだったかと思います。我々受講生ボランティアにも貴重な経験を与えてくださりありがとうございました。そしてボランティア仲間の皆さん、みんなで作業して楽しかったです。また機会があれば、一緒にやりましょうね
中国語準初級Ⅱ ping4yee5