- 2013年02月07日
食言、死語
我が町の雪まつりが始まり、かの国の春節が始まると、
孔子学院の秋期講座のおわりが近づきます。
今朝、雪まつりにゆくのに
「俺の写真機はどこにある?」と妻に聞いたら
「写真機?それなに?」と来た。
「あ、デジカメだよ!」と言うと、
「死語だよ。それは」と、
そういえば、先日も、「そこの衣文掛(えもんかけ)取ってくれ!」と言ったら
同じ事を云われた。言葉も死ぬか!!
そういえば、我が孔子が書いたと云われる『春秋』の解釈書の『春秋左氏伝』に
食言(言を食む)と云う言葉がある。
意味は、うそをつくとか、約束を守らないという意味らしい。
夕食後、妻に「俺の大福はどこだ!」と聞くと、
「さっき食べたでしょう」と来た、「うそ!」と
「ああ、とうとうボケたか!」と‐‐‐‐、
でも、まだ食べてないよ。
彼女は、大福をも食言したか?それとも、これも死語か!
言葉は食べられたり、死んだりするものらしい。
手稲の尚古庵