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2019年08月14日

第四回「2019孔子学院連続講座―現代中国の経済と社会を知る」を開催しました

札幌大学孔子学院は今年度も「連続講座―現代中国の経済と社会を知る」を開催しています。
13億の人口を擁し、改革開放40年を経て今やGDP世界第2位の経済力を持つに至った大国「中国」の経済、社会、文化などに関わる諸問題について、毎回さまざまな視点から解説し、中国に関する理解を深めようとするものです。
今年度第4回となる今回は、去る2019年8月9日に、中国駐日本国大使館科技処の夏鳴九公使参事官と党志勝二等書記官をお招きし、「中国企業の科学技術イノベーション政策」と題してご講演をいただきました。ご講演要旨は次の通り。
「中国政府は2020年までに中国を世界トップレベルの科学技術力を持つイノベーション型国家とすることを目標に掲げて、科学技術・イノベーション政策の長期的な基本方針である「国家中長期科学技術発展規画綱要(2006-2020年)」を2006年に発表した。
中国ではR&D活動(研究開発)を行う企業は少なく、企業主体のイノベーション、コア技術の獲得等が課題となっている。
このことから、中国政府は、2025年を見据えた中国における製造業の新たな発展戦略として『中国製造2025』を策定して、企業に研究開発資金の提供、優遇税率などの優遇政策を講じ、企業の研究開発を支援している。この「多層的かつ多ルート」 なイノベーション政策体系は,企業のイノベーションを推進し、やがて中国の革新的技術が世界をリードすることを目指さしている。」

党志勝 氏
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質問を受ける党志勝 氏
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質問を受ける夏鳴九 氏
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質問に答える夏鳴九 氏
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